世界遺産「クジラの谷」ワディ・アル・ヒタン(エジプト)|砂漠に眠るクジラの化石

火星のような奇岩が広がるワディ・アル・ヒタンの風景

📍 アクセス:カイロから南西へ。ファイユームのオアシスを経由して車で片道3〜4時間ほど(4WDでのツアーが一般的)
⏱ 所要時間:博物館と散策路で1〜2時間
💰 予算目安:有料(料金は公式情報やツアー会社でご確認ください)
※料金・営業時間は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
※内容は2017年5月に訪れたときの情報です。

エジプト3日目。
今日から1泊で、砂漠のツアーに出かけます。

ホテルの入口でツアー会社のスタッフとガイドさんと合流。
待っていたのは、トヨタのランドクルーザー。
砂漠を案内してくれるベドウィンのドライバーとスタッフも加わって、5人のチームで出発です。

まず目指すのは、世界自然遺産の「クジラの谷」。

カイロから郊外へ向かう道は、車が少なめ。
イスラムの国では金曜と土曜が休日なんだと、ガイドさんが教えてくれました。

高速道路のような道を進むと、だんだん荒野になっていきます。
すると車が急にコースを変えました。
荒野の向こうに、何か建物が見えます。

荒野に残る古い街の廃墟

近づくと、大きな壁の残る廃墟でした。
かつて、ここに街があったそうです。
砂漠化が進んで人が去り、遺跡になった場所。

崩れた壁が残る廃墟の街の跡

家の間取りの跡や、陶器のかけら。
人が暮らしていた跡が、そのまま残っています。

でも、まわりには何もない。
この荒野の中に、ぽつんと。
しばらくぶらぶら歩いて、この不思議な空気を肌で感じていました。

途中、日本でいうパーキングエリアのような場所でひと休み。

テントとわらぶきの小屋が並ぶ砂漠の休憩所

ここから、いよいよクジラの谷へ向かいます。

砂にふさがれた道。
奇岩が並ぶ荒野。
畑が広がる湖のほとり。
ピラミッドのイメージしかなかったので、こんなエジプトの景色が見られるのがうれしい。

見えてきた看板。

ユネスコのマークが入ったワディ・アル・ヒタンの案内板

ようこそ、クジラの谷(ワディ・アル・ヒタン)へ。

ようやく到着です。

岩山のふもとに並ぶワディ・アル・ヒタンのビジターセンター

観光客は、ほかに3、4組くらい。

まずは博物館でお勉強。
きれいな建物で、わりと最近できたみたいです。

中に入ると、大きなクジラの化石がどーん。

ワディ・アル・ヒタンの博物館に展示されたクジラの全身の化石

すごい迫力。

博物館に展示された古代クジラの頭骨の化石

ほかにも海の生き物の化石がたくさん展示されていて、ここがかつて海だったことを説明しています。

博物館を出たら、散策路へ。

順路に沿って歩くと、すぐにクジラの化石が。

散策路の砂の上に残るクジラの背骨の化石

砂の上に、背骨がずらっと並んでいます。
こんな化石が、あっちにも、こっちにも。

ロープで囲まれた砂の上のクジラの化石
奇岩が並ぶワディ・アル・ヒタンの散策路

そして、何よりすごいのが、この景色。

火星のような奇岩が広がるワディ・アル・ヒタンの風景

ここ、本当に地球?
火星を探検しているような気分になる地形と奇岩です。

当時は日本のツアーではまず行かない場所でした。
現地のツアー会社にお願いして、本当によかった。

さて、観光はここまで。
今夜の寝る場所を探しに、砂漠へ向かいます。

続きは「エジプトの砂漠でキャンプ」の記事へ

かつて海だった砂漠で、クジラの背骨をたどった午後。

目次

よくある質問

カイロから日帰りできる?

片道3〜4時間ほどかかるので、日帰りならかなり早朝の出発になります。私は近くの砂漠でキャンプする1泊2日のツアーで行きました。

個人で行ける?

砂漠の中なので、4WDとドライバーを手配できる現地ツアーを使うのが現実的です。

この旅の全体の流れはエジプト旅行まとめに書いています。

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