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星のや奈良監獄|明治の監獄が宿に。独房をつないだ赤れんがの部屋に泊まる

2つの丸い塔のある、赤れんがの表門

📍 アクセス:近鉄奈良駅からバスで「般若寺」まで約6分、歩いて約5分。タクシーなら約6分(2026年時点。星のや奈良監獄の公式サイトによる)。私はバスで行きました
🛏 泊まった日:2026年11月3日(1泊)
💰 予算目安:私が泊まったThe 9-Cellは、2名1室・食事なしで1泊11万円台から(日によって変わります。2026年11月時点。星のや奈良監獄の公式サイトによる)
※料金・営業時間は変更される場合があります。最新情報は公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyanarakangoku/)でご確認ください。
※内容は2026年11月に訪れたときの情報です。
※この記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれています。

大阪・奈良の旅の3日目。
この日の宿は、星のや奈良監獄です。

元は刑務所。
その建物が、2026年6月にホテルになりました。

目次

明治の監獄が宿に

表門の前に立つと、まずこの形。
赤れんがに、丸い塔が2つ。

2つの丸い塔のある、赤れんがの表門

明治時代の1908年にできた監獄で、「明治五大監獄」の一つ。
1946年からは奈良少年刑務所として使われ、2017年に国の重要文化財になり、同じ年に刑務所としての役目を終えました(トラベル Watchの記事による)。

門の脇には、「奈良少年刑務所」の銘板が残っています。

門の脇に残る「奈良少年刑務所」の銘板

門をくぐると、まっすぐな道の先に、もうひとつの赤れんがの建物。

表門をくぐった先の、まっすぐな道と赤れんがの建物

茜のティーサロン

着いたら、まずメインラウンジへ。

「MAIN LOUNGE」の札と、奥のメインラウンジ

15時から16時半は「茜のティーサロン」の時間で、奈良の和紅茶とお菓子が出てきます(2026年時点。星のや奈良監獄の公式サイトによる)。
この日のお菓子は、カヌレでした。

本棚と椅子が並ぶ、アーチ窓のメインラウンジ

飲み物を自由にとれる場所には、この時間、お酒も置いてありました。
夜にのぞいたときにはなかったので、ティーサロンの時間だけなのかもしれません。

独房をつないだ部屋

客室は全部で48室。
どれも、昔の独房をいくつもつないで1つの部屋にしたものです(2026年6月の開業時点。トラベル Watchの記事による)。

私が泊まったのは「The 9-Cell」。
広さは50〜57㎡で、ベッドが2台のツインです(2026年時点。星のや奈良監獄の公式サイトによる)。

廊下から、独房の扉を開けて部屋の中へ。

部屋の壁は、赤れんががそのまま見えています。

れんがの壁の通路と、青いクッションの長椅子がある客室

机の前には、小さなアーチの窓が2つ並んでいます。

れんがの壁にアーチの窓が2つ並ぶ、客室の机の前

部屋は細長くて、奥へ奥へと続いていきます。

長い机と、奥まで続く細長い客室

寝室は、木の箱の中にベッドが2つ。

木の箱のような囲いに、ベッドが2つおさまった寝室

浴室は、白くて明るい。
ここだけ見ると、元が監獄だとは思えません。

白い浴槽と洗面台が並ぶ、客室の浴室

放射状の吹き抜け

部屋を出て、建物の真ん中へ。

真ん中から5つの棟が放射状にのびる形で、「第一寮」から「第五寮」までの札がぐるりと並んでいます。

「第二寮」「第四寮」の札が見える、放射状の吹き抜けの2階

この放射状の形、前に網走で見たのと同じ。
2019年に行った博物館 網走監獄も、真ん中から舎房が放射状にのびていました。
→ 詳しくは「博物館 網走監獄」の記事へ

吹き抜けの1階は、泊まっている人だけが入れる場所。
クッションに座って、上を見上げていられます。

吹き抜けの1階。真ん中に木の台、床にクッション

夕方は、表門が夕日に染まっていました。

夕日に染まる表門を、内側から

夜の第三寮

夕食は外へ。
近鉄奈良駅の近くまで出て、食べてきました。

戻ってくると、表門に明かりが入っていました。

夜、明かりに照らされた表門

5つの棟のうち、第三寮だけは客室にせず、奈良監獄ミュージアムの一部として保存されています(トラベル Watchの記事による)。
ミュージアムは、夜は泊まっている人だけが見学できます(宿泊者は18時〜23時。2026年時点。星のや奈良監獄の公式サイトによる)。

まっすぐな通路の両側に、独房の扉がずらり。

夜の第三寮。独房の扉が奥まで並ぶ通路

緑の鉄の扉の向こうは、こんなに狭い。
さっきまでいた客室が、この独房いくつ分かと考えてしまいます。

緑の鉄の扉が開いた、第三寮の独房

響きのソワレ

21時からは、ダイニングラウンジで「響きのソワレ」(2026年時点。星のや奈良監獄の公式サイトによる)。
明治時代のものという蓄音機で、レコードを聞きながら一杯。

夜のダイニングラウンジ。テーブルにグラスのカクテル

カクテルかモクテルのどちらか1杯が無料で、私はカクテルに。
柿を使ったカクテルでした。
2杯目からは有料です。

外に出ると、中庭の木々に明かりが入っていました。

夜、明かりに照らされた中庭の木々

朝の「刻のプロムナード」

朝は、ホテルの人の案内で館内をめぐる「刻のプロムナード」に参加しました。
この建物がどうやってホテルになったのか、その成り立ちを聞きながら歩く約30分のツアーです(8時〜。前日の21時までに予約。2026年時点。星のや奈良監獄の公式サイトによる)。

見上げると、太い木の梁。

太い木の梁が並ぶ、高い天井

窓には、鉄格子がそのまま残っています。

鉄格子の残る、赤れんがの窓

朝食は和定食

朝食は、食事をとる小部屋が並ぶエリアで。

食事をとる小部屋が並ぶ、細長い廊下
窓のある小部屋に、机と椅子

私は和定食にしました。
お品書きの最初は、豆乳と胡麻豆腐の精進鍋。

和朝食のお品書き
豆乳の鍋と小鉢が並ぶ、和朝食

奈良監獄ミュージアム

朝食のあとは、となりの奈良監獄ミュージアムへ。
泊まっている人は、ミュージアムの開いている時間なら出入り自由です(2026年時点。星のや奈良監獄の公式サイトによる)。

れんがの回廊を抜けて外に出ると、広い草地の向こうに、赤れんがの長い建物が並んでいました。

草地の向こうに並ぶ、赤れんがの長い建物

中には、囚人用のお風呂も残っていました。

狭い部屋に残る、囚人用のお風呂

泊まる人へのメモ:夕食とルームサービス

夕食はコースのほかに、アラカルトもありました。
カレーや、煮込みハンバーグのセットなど。
コースはそれなりの値段なので(2026年時点で1名22,000円。星のや奈良監獄の公式サイトによる)、アラカルトで済ませるのもありだと思います。

ルームサービスで頼めるご飯は、うどんとおにぎりくらい。
思ったより種類は少なかったです。

→ 星のや奈良監獄の料金をAgodaで見る(PR)

監獄の形はそのままに、泊まる場所に。独房をつないだ部屋で過ごす一晩は、ここでしかできない。

よくある質問

泊まらなくても、中を見られますか?

となりの奈良監獄ミュージアムは、9時〜17時に一般の人も入れます(2026年時点。星のや奈良監獄の公式サイトによる)。夜の第三寮や、吹き抜けの1階は、泊まっている人だけでした。

駅からどうやって行きますか?

近鉄奈良駅からはバスで「般若寺」まで約6分、そこから歩いて約5分。JR奈良駅からはバスで約13分と歩いて約5分です(2026年時点。星のや奈良監獄の公式サイトによる)。タクシーのときは「星のや奈良監獄 表門前」と伝えるよう、公式サイトに書かれています(ミュージアムの入口とは場所が違うため)。

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