芳和荘(山口・萩)|元遊郭の宿に泊まった。中庭を囲む回廊と、タイムスリップしたような一夜

芳和荘の回廊から見下ろす中庭

📍 場所:山口県萩市浜崎(重要伝統的建造物群保存地区の中)
🏨 泊まった日:2019年6月15日
※2022年に閉業したと伝えられています(2026年10月時点で営業を確認できていません)。この記事は、2019年6月に泊まったときの記録です。

萩には、いつか泊まってみたい宿がありました。
元遊郭を宿にした「芳和荘」。
ここに泊まってみたくて、萩に来たわけです。

目次

浜崎の町並みの中に

萩の港に近い、浜崎の古い町並み。
細い道を歩いていくと、看板が見えてきました。

路地に立つ芳和荘の看板
芳和荘の外観

どっしりとした木造の2階建て。
大正時代の初めに建てられた遊郭の建物で、戦後、売春防止法のあとに旅館になったそうです。

中に入ると、タイムスリップ

玄関を入ると、まず目に入るのが、この階段。

芳和荘の玄関と帳場
芳和荘の玄関からの階段

使い込まれた木の階段が、2階へまっすぐ伸びています。

部屋は和室。

芳和荘の客室
芳和荘の客室の窓

うん、いい。
シンプルな和室なのですが、建具や窓の格子に、建物の歩んできた時間が感じられます。

中庭を囲む回廊

この宿のいちばんの見どころは、2階の回廊です。

芳和荘の中庭に面した廊下
芳和荘の回廊と階段
芳和荘の欄干

中庭をぐるりと囲むように廊下がめぐっていて、どこからでも庭が見下ろせます。

芳和荘の回廊から見下ろす中庭

かつては、この回廊を多くの人が行き来していたんだろうなと思うと、なんとも不思議な気分。
夜、静かな廊下を歩いていると、タイムスリップしたような感覚になります。

夜と朝

夕食は、萩の町に出て、近くのビストロで。
(→ まとめ記事で書いています)

翌朝の朝ごはん。

芳和荘の朝ごはん

焼き魚に卵、小鉢がいくつも。
ほっとする朝ごはんでした。

泊まってみて

建物を見学するだけではなく、実際に一夜を過ごせたのは、とても貴重な体験でした。
古い建物なので、新しいホテルのような便利さはありません。
でも、それを上回る「ここにしかない空気」がありました。

残念ながら、芳和荘は2022年に閉業したと伝えられています。
あの回廊を歩けたことを、今はよかったなと思っています。

あの中庭と回廊の空気は、泊まった人だけの思い出になりました。

よくある質問

芳和荘は今も泊まれますか?

2022年に閉業したと伝えられています。2026年10月時点で、営業の再開は確認できていません。

芳和荘はどこにありますか?

萩市の浜崎地区です。港町の古い町並みが残る、重要伝統的建造物群保存地区の中にあります。

この旅の全体の流れは「萩・下関・門司港まとめ」の記事に書いています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次