【2019年10月】カンボジアでアンコールワットと一ノ瀬泰造に会う・戦争の残り香編

今日が観光できる最終日10月21日です。
今日は朝からまたまたアンコールワットのサンライズに行きました。
昨日よりも雲が少なく、さらに幻想的な景色に遭遇。
もう言葉は必要ないですね。

さて、ここから一之瀬泰造さんのお墓とカンボジアの戦争の跡を見るツアーです。
参加者は私だけ。

まずは一之瀬泰造さんのお墓に向かいます。
その間、ガイドの方がいろいろ説明してくれます。
ご両親の戦争体験も含めてお話してくれて、すごくために成りました。

お墓に着くと、とてもきれいにされているのがわかります。
彼がカンボジアの人に愛されてるのがわかると同時に、カンボジアの方々に感謝です。
屋根を付けたいとのことで、募金箱が設置されていたので、募金してきました。

ほんと、本でも映画でもよいので、1度触れてみて欲しいです。
『地雷を踏んだらサヨウナラ』です。

次にアキー・ラー地雷博物館に向かいます。
ここでは個人で地雷を除去し続けた、アキー・ラーさんの貢献がよくわかるのと同時に、地雷の悲惨さが目の当たり。
これを書いてるちょうどいま、ニュースで、アメリカが対人地雷の規制緩和という話が流れてきました。
心が締め付けられますね、ほんと。

そして次に、キリングフィールドに向かいます。
ポルポト時代の虐殺の地です。
亡くなった人の遺骨が積まれています。

このツアーに私1人だけというのも、これはまた切ない気もします。

ツアーの帰りに、アンコール国立博物館で降ろしてもらい、見学しました。
残念ながら写真は撮れなかったです。

そして、お昼は一之瀬泰造さんがよく言っていたマダムのお店に。
ここには彼の撮った写真が今も展示されています。

ホテルで休んだあとに、最後の夜はシェムリアップの繁華街に。
戦争のあの様子なんて感じることがない場所でした。

過去の傷と発展と。
何がいいか悪いかではなくて、カンボジアの今を体験できた、よい旅でした。